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建築競争入札から契約

2023年11月24日

 前回の続きです。

 競争入札に参加してもらう5社を確定した後は施主(私)と
設計士さんで決めた内容を元に、各建設会社に「現場説明会
(現説)」を行います。

 この際に注意したのは、「各社が顔を合わせない時間をずら
して、各社ごとに説明する」事でした。

 理由は、談合しない事や、どの会社が入っているから辞退や
金額の調整などを行ってほしくない為に私達ができる最善の
努力の為です。

 実際は見積りをとる下請け業者さんを通してある程度の入札
参加会社はわかるかもしれませんが、それでも努力が必要です。

 その後、現説から入札日までの間は質疑応答を各社から設計
士さんに行ってもらいます。

 回答内容においては私にも確認し回答をだしていきますが、
ここで入札に勝ち取りにきてくれているなーと感じる会社と若
干厳しいかなと思う会社では質疑の内容も質問量も熱量も違う
と設計士さんからの経験でわかるそうです。

 いよいよ入札です。

 今回の入札ルールは第一回目の入札で5社中、上位2社を選
定し、第二回目の入札で2社中1社を最終確定するルールにし
ました。

 その流れの通りに、2社決め、最後の1社が決まるには見積
りに封をしてもらい、提出してもらいます。この際も各社が顔
を合わさないように時間をズラしました。

 封を開ける時は心臓の音が聞こえるくらいドキドキの瞬間です。

 当社が考える想定金額を超える見積り額であれば銀行の借入
れの上限額もあるので再度、自社で経営計画を見直しし、銀行
の借入れの再検討をしてもらい・・・とかなりの時間を再度使
っていく必要があるし、事業の内容を変えないといけないだろ
うし、完成までも遅れます。

 実際に第一回の入札前の建設協力してもらった会社の概算見
積りの金額は予想以上の額となり、事業計画の見直しをして今
回の場所における予定していた事業計画がかなり変わりました
し銀行との借入れ検討の見直しをしないといけませんでした。

 上記の流れで最終決定した建設会社様に今回はお世話になり
ます。

 競争入札はなかりの労力や時間もかかりますが、それでも最
終的には入札で1位と5位では見積り金額は、びっくりするく
らいの金額の差になりました。

 反対に1位と2位ではびっくりするくらいの僅差でしたが、
会社の信用力、アフターメンテナンスもどちらも信用できる会
社でしたので、フェアプレー精神で同時開封してそのままの状
態で安価な方で最終決定でした。

 Y建設様、E建設様お世話になります。

 また入札に関わって下さった建設会社様、今回は残念な形に
なりましたが、また次回の機会にお願いしたいと思ってますの
で引き続きよろしくお願いします☆

 

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